Bio-RESE Systemカスタムメイド微生物を利用した排水処理技術

概要Overview

BOD/CODを80~95%分解、同時に余剰汚泥を70~80%削減


BIO-RESEシステムとは、Bio Remediation for Save the Earth の略で、その名のとおり微生物を利用した地球環境修復技術です。


工場排水などに含まれる汚染物質を対象として、大阪生物環境科学研究所の40年来の経験に基づき、汚染物質を特化して分解する微生物(オーダーメイド微生物)を研究開発し、導入する方法です。


汚染物質に対して極めて高い分解率を発揮するため、設備の小規模化や汚泥の大幅減容が可能です。


例えば汚水中の高たんぱくには、たんぱく質分解酵素プロテアーゼを持つ微生物を、高油分には油分分解酵素リパーゼを持つ微生物を効果的に配合。


自然界の浄化をコンパクト化した浄化方法です。


システム概要


Bio-RESEシステムにおいて、オーダーメイド微生物の働きを最大限に引き出し、汚染物質と接触させ、分解処理させるための根幹的な技術。微生物をあらかじめ吸着させた担体(RARELITE)に処理対象原水を散水噴射して流過させて浄化させる。


おすすめのポイント

・従来の活性汚泥法にくらべ、余剰汚泥発生量を約80%削減も可能です。

・既設の設備にバイオリアクターを増設しオーダーメイド微生物を導入するだけで設備改善が可能です。

・汚染物質に合わせた微生物を導入するので効果的且つ安価での管理が可能です。

・従来の生物処理法ではできなかった高塩分排水の処理が可能です。

・閉鎖系でなく、開放系設備でも導入可能です。


浄化実績

・食品工場系排水全般[植物油脂、動物油脂、澱粉、製麺、大豆蛋白加工、製菓(洋菓子・和菓子)、洗米、豆腐、佃煮、精糖、醤油、缶詰、水産加工、ビール・酒・焼酎、乳製品、生姜加工、たれ・調味料、惣菜]

・エポキシ樹脂製造工場排水

・家畜し尿排水

・廃棄物処理場

・鉱物油浄化


マレーシア大学での技術検証結果

マレーシア調味料工場への導入をきっかけに、マレーシア工科大学の研究対象となり、非常に効果の高い技術として認められました。

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