2018年8月下旬にオープンした「太陽浄化センター梅の郷」は、弊社が手掛けた和歌山県の特産品である梅干しをつくる際に発生する、調味液の処理を専門とする施設です。
梅の郷という名前通り、梅干しを製造する過程で発生する、調味液を処理する専門の工場。
和歌山、特に田辺、みなべの特産品であり、梅干し工場が多く点在する。調味梅干の生産過程から排出される廃液の多くは産業廃棄物として処理していました。また塩濃度の高い調味液(最大で15%)の処理は製造業者の長年の課題でした。
その調味廃液を「地元で処理をしたい」の声を受け、上富田町市ノ瀬に「太陽浄化センター梅の郷」を建設することになり、弊社では特許を取得した「微生物処理」で、環境にやさしい処理方法を提案致しました。
梅干し加工工場から回収してきた調味液を、微生物処理に適したphまで調整し、特許取得の微生物処理で有機物を分解、除去します。
微生物処理工程を繰り返し、その後細かなごみを取り除き、放流基準に達したことを確認して、河川に放流します。万が一、異常な数値が出た場合、自動的に河川への放流が遮断されるという万全の対策も取っています。
これからもお客様に環境にも安心安全な処理技術、そして安価な価額でお応えしていきます。
提案
高い塩濃度でも効率よく分解するカスタムメイドの微生物を導入しました。
導入
成果
成果
処理水に含まれる有機物濃度を放流基準よりもかなり低くすることができました。