出会いの背景:元々の顧客(施設を導入した経緯あり)
業 種 :和歌山の地場産業である梅干の製造業。
相談内容 :調味廃液の処理。
背景、現状 :梅干調味廃液は塩濃度、BOD濃度共に高く、バイオレーゼ(Bio-RESE)システム導入前の処理施設ではトラブル続出で経費がかさんでいました。加えて、調味廃液は強酸廃液でもあり、産業廃棄物として処理してもらうとコストがかなり高額となりました。その当時、一日の産廃としての廃液量が3m3で、処理コスト一日あたり¥90,000がかかっていました。
提案
高塩廃液にも対応できる特殊微生物(好塩菌)を使用したバイオレーゼ(Bio-RESE)システムを提案。
具体的な提案:既存の曝気槽容量を変えずに、循環槽を余力の水槽から転用して、BJシステムを確立しました。その結果、BOD450kg/日の分解を達成出来ました。
導入
成果
成果
日量3m3の調味廃液の処理が可能になり、ランニングコスト(電力費・薬品費・汚泥処分費など)¥43,000/日を差し引いても、¥47,000/日のコスト削減を達成でき、年間260日稼働で、¥12,220,000/年のコスト削減となりました。