【お悩みの種類】コスト削減難分解処理水質安定化製造品によって不安定になる処理水を稼働コストを下げながら安定化
油脂製造会社様の事例


魚油などの油脂を原料とする洗剤や飼料を製造会社様の排水処理では、もともと微生物による生物処理法が採用されていました。
しかし製造物によって排水の基質(有機物)が変わるため、その都度生物処理への負荷も変わってしまいます。処理槽内ではディスク型の散気装置を採用してはいましたが、DO(溶存酸素)が平均でも0.5mg/l以下となってしまい、特に負荷が高い時にはDOがほぼ0mg/lにまで下がってしまうことで、処理水の質が悪化し、基準を超えてしまうことも多々ある、といった状態でした。

状態改善のご依頼をお受けするにあたり、条件として、処理槽内へ空気を送る送風機の風量を変えずに、処理槽のDOだけを上げたいというご要望をいただきました。
既存の曝気風量を変えずにDOを上げるには、酸素移動効率を上げる必要があります。そこで、酸素移動効率の高い微細気泡をより低いエネルギーで、つまりより低コストで作ることができるものとして、散気装置を既存のディスク型からマスターディフューザーへ変更する主旨のご提案をしました。



マスターディフューザの導入により、従来処理槽内で使用されていた散気装置が24個あったものが16個になり、より少ない個数で効率的に稼働することになりました。
一方で導入前には0.5mg/l以下であったDOが、導入後は平均で2mg/l~3mg/lへと改善を維持し、特にDOが高い時には5mg/lへと改善。結果として稼働コストを下げながら、処理効率を上げることで処理水の質を安定化させることができました。




